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平成16年 生活文教常任委員会 本文 開催日: 2004-06-16

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  1. 彦根市議会 2004-06-16
    平成16年 生活文教常任委員会 本文 開催日: 2004-06-16


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    最終取得日: 2021-09-16
    最初ヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前9時30分開議 ◯委員長矢吹安子さん)   時間が参りましたので、少し早いかもしれませんが、始めさせていただきます。  このたび、生活文教常任委員長の重責を仰せつかりました矢吹安子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  16年度初めの委員会なので、自己紹介をしていただきたいと思います。                (出席者自己紹介) 2 ◯委員長矢吹安子さん)   ありがとうございました。暑くなりますので、適宜上着を脱いでくださって結構です。  それでは、ただいまから生活文教常任委員会を開きます。  今期定例会において本委員会に付託されました案件は、各位に配付しております委員会審査事項のとおりであります。よろしくご審査願います。  議案第49号平成16年度(2004年度彦根一般会計補正予算(第2号)、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分歳出の部、第4款衛生費、第10款教育費の件を議題といたします。  提案者説明を求めます。  財政課長。 3 ◯財政課長若林重一君)〔議案第49号について提案説明〕 4 ◯委員長矢吹安子さん)   生活環境部次長。 5 ◯生活環境部次長西村順一郎君)〔議案第49号について提案説明〕 6 ◯委員長矢吹安子さん)   教育部次長。 7 ◯教育部次長寺村千秋君)〔議案第49号について提案説明〕 8 ◯委員長矢吹安子さん)   これより、議案第49号に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  岩崎委員。 9 ◯委員岩崎国次君)   今ほど次長さんから教育関係説明を受けたんですが、委託金、非常に結構だと思いますが、学校なんかは、年度当初の1年生の生徒が卒業するまで3年間ぐらいはこういう同じペースの研究なり研修なりをやっていかないといけないと思うんですが、これは一応単年度予算であろうと思いますけれども、今後どういうふうに展開していくかちょっと知りたいんです。よろしくお願いします。
    10 ◯委員長矢吹安子さん)   学校教育課長。 11 ◯学校教育課長木村輝男君)   今回の小学校心オアシス相談員派遣につきましては、県下で現在小学校は230校ほどあるんですが、その中の14校の中の1校ということで、若葉小学校が本市では指定を受けることになりました。中学校南中学校若葉小学校子どもたちは進学していくわけでございますけれども、若葉小学校の不登校とか、学校に行きづらい子どもたち、あるいは別室登校子どもたち中学校に入ってもなおかつ不登校状況にあるとか、そういったことで県の方が若葉小学校ターゲットをされまして、また南中学校には県で80校のうちの1校でスクールカウンセラーという派遣事業をされていまして、その小・中の連携ということでの研究委託ということで若葉小学校指定ターゲットを向けられて、本市としましても課題がある小学校ですし、中学校へ行ってもなかなか登校しづらいという部分もございますので、そういったことで、単年度でございますけれども、聞いていますと、継続もあり得るということでございますので、また拡大の方向でしていきたい、あるいは次年度要望はしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 12 ◯委員長矢吹安子さん)   ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 13 ◯委員長矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する質疑は、これにて終了いたします。  これより、議案第49号に対する討論を行います。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯委員長矢吹安子さん)   なければ、本議案に対する討論は、これにて終了いたします。  以上をもって、本委員会に付託されました議案に対する質疑および討論を終了いたします。  ただいまから採決を行います。  議案第49号平成16年度(2004年度彦根一般会計補正予算(第2号)、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の部中、当委員会が所管する部分歳出の部、第4款衛生費、第10款教育費は、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯委員長矢吹安子さん)   ご異議なしと認めます。  議案第49号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  これにて本委員会に付託されました案件審査を終了いたします。  なお、本委員会審査結果報告書等の案文につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯委員長矢吹安子さん)   ご異議なしと認め、そのように取り計らいます。  次に、定例会でもありますので、所管事項に対する一般質問を行います。  どなたからでも結構でございます。  成宮委員。 17 ◯委員成宮祐二君)   2点についてお尋ねしますが、1点は教育委員会関係です。小学校中学校への図書費学校単位基礎額とか生徒数掛けるとかいうことでおろしていただいていると思っているんですが、ちょっと私、今年度の分は頭にありません。まず、その分で現在何ぼかちょっと教えてほしいんです。その後、続けて若干質問します。 18 ◯委員長矢吹安子さん)   教育総務課長。 19 ◯教育総務課長寺村千秋君)   今、成宮委員のご質問ですけども、図書費の今年度予算額についてでございます。今年度予算は、小学校につきましては児童の数ですとか、あるいは学校割クラス割というような3方式算出をしておりまして、今年度小学校につきましては992万6,000円となっております。中学校につきましては、算出の方法は同じでございますけども、金額としましては518万4,000円という形で、合計で1,500万余りの予算となっております。  以上です。 20 ◯委員長矢吹安子さん)   成宮委員。 21 ◯委員成宮祐二君)   ちょっと質問の仕方が悪かったんですが、学校によって大きい小さいがあるので、そういう差が出ると思いますが、総額でなしに、1人当たり何ぼ掛けるという。基礎額があったと思うんですが、学校で何ぼかは基礎があってというふうにあったと思うんですが、ちょっとそれを教えてください。 22 ◯委員長矢吹安子さん)   教育総務課長。 23 ◯教育総務課長寺村千秋君)   基礎額は、小学校児童割につきましては、1人670円という数字算出をしておりますし、学校割につきましては、1校当たり10万円、それからクラス割につきましては、1クラス当たり1万4,000円という形で、それぞれの数値を掛けて積算をしておるところでございます。中学校につきましては、生徒割が680円で、学校割が1万4,000円、それから、クラス割につきましては1万8,000円という形で算出をいたしているところでございます。 24 ◯委員長矢吹安子さん)   教育総務課長。 25 ◯教育総務課長寺村千秋君)   失礼しました。今のご答弁の中で、中学校割1万4,000円というふうに申し上げましたけれども、14万円の間違いでございますので、訂正をさせていただきます。  以上です。 26 ◯委員長矢吹安子さん)   成宮委員。 27 ◯委員成宮祐二君)   すいません、先に調べておけばいいのに。つまり、それぞれの学校で若干差が出てくるのは事実ですが、最近、図書費が減ったという意見もありまして、学校単位で見ると、いろんな新しい本というのは何でもというわけにいきませんが、それが購入しにくいという意見も上がっているんです。学校に必要なんですから、教育長は頭を振っておられますが、それはいいんですけども、そういう点で今ちょっと聞いた数字は、ここ数年は変わっていないのかなというふうな発想もするんですけども、教育委員会として、そういう仮に意見があるとして、どのように判断されるのか、ちょっとそれを教えてください。 28 ◯委員長矢吹安子さん)   教育総務課長。 29 ◯教育総務課長寺村千秋君)   今、成宮委員がおっしゃいますように、単価につきましては、ここ数年変わっていないというふうに考えております。昨今の非常に厳しい財政状況の中で、こういった経費の節減というような考え方というのはあるわけですけれども、教育委員会の中でも事務レベルでいろいろ議論はしているんです。それで減らせるところは減らしていこうという考え方も一方ではありますが、図書費につきましては、やはり子どもたち基礎学力をつけていく上では非常に欠くべからざるものということもありまして、教育長の方もそれは絶対移さないという方針でおりますので、ですから、ここ数年は少なくとも変わっておらないと思います。  以上です。 30 ◯委員長矢吹安子さん)   成宮委員。 31 ◯委員成宮祐二君)   今、そういう基本で変えないということでご答弁いただきましたが、ただ、生徒数が減れば、生徒数掛けるという基本もありますので、減ることも事実で、ただ全体としてそういうご意見幾つか聞いておりますので、今後、おっしゃるように、財政事情が厳しいというのはわかっていますが、当然政策的にどこを減らしたら何とかなるのかという点では、これは単純に減らしたらいいというふうには発想しておりませんので、ぜひその点は頑張って配算もしながら確保ができるように、学校図書が買えるようにということで努力もお願いしておきたいと思います。  2点目ですが、これは例の本会議議論がありました、スクールランチ学校給食の問題です。これは全部議論をひっくり返そうと頭からしようとは思いませんが、1つ基本で気になったのは、学校給食スクールランチ関係教育長がご答弁いただいている中では、学校給食法趣旨に配慮しながら実施しているということでおっしゃったところであります。その後の再質問なりのご答弁の中でちょっと私が気になったのは、学校給食法昭和29年にできたものだと。当時の食糧事情学校事情もそれぞれの社会事情が大きく変わっているというふうにおっしゃっています。手引はその後、平成4年に変わったということ、我々もしょっちゅうこのことは議論をさせていただいておりますので、私もそのことはよく知っているわけですが、さらにご答弁いただいた中で、その手引平成4年に出された以降、また学校なり学校給食にかかわる情勢が大きく変わったと。O-157の問題やら食中毒の問題やら食の安全に対すること、これはおっしゃっていますが、それは私もそのことは事実だと思います。  ただ、やっぱりここで気になるのは、まずのっけから学校給食法が古い、しかも食糧事情がその当時と全然違うとおっしゃる事実については私も理解するんですが、何ぼ古くても、現在ある学校給食法という法律でして、しかもそれが何度かの当時の文部省なりの指導で、最近では平成4年に手引ということで出されて、4つないし6つの重要な意義を言っているということにかかわっては、これはやっぱりこのことをまず大前提にして、行政なり教育関係実施をしてもらう必要があるんじゃないかと思います。確かにいろんな変化の改革の中で、義務教育校学校にこれを適用するべきというふうにわざわざ学校給食法が改正されたのも当然、教育長も含めてご存じだと思うんです。そういう立場で申し上げますと、さっきも言いましたように、学校給食法そのものを否定はしていらっしゃいませんけれども、最初昭和29年にそういうことがあって古く、変わっているんだというご説明の中で、その後るるご説明いただいているということで、やっぱりこれは主客転倒してないかなと、こういうふうに思うんですよ。  その後のスクールランチ学校給食法のかかわりは、本会議議論がありましたので、そこを今、全部しようとは思いませんけれども、そういう立場で言うと、山田議員がやっぱり学校給食法でやるべきじゃないかと、スクールランチそのものを否定するのでなしに、やっぱり子どもたちが食の安全も踏まえてやし、栄養価も保証するという立場でするならば、例えばスクールランチでも全生徒実施して普通じゃないかという質問をしたことに対して、そういうご答弁をいただいていますので、その辺もう一遍、学校給食法の位置づけとそれに対する今の市の姿勢を改めてお伺いしておきたいと思います。  以上です。 32 ◯委員長矢吹安子さん)   教育長。 33 ◯教育長(矢田 徹君)   本会議の続きということで、まず、昭和29年の学校給食法のことを取り上げましたのは、平成4年に出された手引が、昭和29年から平成4年までの間に大きく変わっているということが1つ言いたかったと。昭和29年の学校給食法のねらいのところに4項目ありまして、現在に合わない面も2カ所あろうかと思います、食料生産とか、栄養とか。平成4年に出されたのは、アレルギーの生徒が非常に増えてきたと。それから、少食というんですか、やせたい願望で余り食べない。どちらかというと、現代の食行動生徒が合わせてきていると、そういうものに対して、手引の中でそれを強調したいという面が出ている。しかし、その平成4年という年から後、給食が大きな課題O-157を初め、食材そのもの安全性幾つかの食材で指摘されました。  なお、給食実施自体も、それまでは対象が全員でなければ学校給食と認めないというような方向でありましたけども、O-157の後、弁当を持ってきても、選択を入れても給食法給食と認めるということで、各地選択方式給食実施されたと、このことは大きく変わってきているんだろうと思います。だから、選択という措置が認められた、正式な文書はありませんけども、現在認められている。そういうことが大きく変わってきて、学校給食法趣旨に配慮した給食というものが、今、業者で選択方式でやっておられるのが各地でたくさんございますが、こうなってきますと、最初学校給食法の「全員に」というところが大きく変わってきている。その辺のところを申し上げたかったと、こういうことでございます。だから、学校給食法に配慮したスクールランチ、これは選択を容認した学校給食法を配慮した給食と、こういうことの説明が不十分だったようですけれども、そういう意味で申し上げたわけでございます。  以上でございます。 34 ◯委員長矢吹安子さん)   成宮委員。 35 ◯委員成宮祐二君)   おっしゃっているほぼ事実は私も認識が一緒でございますので、あえて全部をだめだとか、そういう議論はしたくないんです。ただ、さっきも申し上げたし、ご存じいただいているように、当初、スクールランチをやってほしいという請願が、たしか11年でしたかね、出されたときに、私は反対討論をしました。私がしました。それは、あくまでもスクールランチがだめだということじゃなしに、そういう学校給食法がある中で、それでどうやということで当時議論をしました。それもさっきも言いましたように、スクールランチはだめだとは今でも思っておりませんが、平成4年の残っている、現在も生きていると理解できるいろんな状況、今おっしゃった少食の問題やら、やせたい願望で食べないとかありますが、そういうとこら辺をカバーするという点ではスクールランチにしてもいいわけでして、その場合に、教育長がおっしゃるように、選択ができるようになったということは見るとしても、逆に言うと、現在の利用状況は、本会議でも議論が出ましたように10%に行っていないということですと、そういう趣旨をカバーするという立場で仮にするなら、スクールランチが全校なり、それはおっしゃるように、弁当でという人はその選択でいいとしても、できるということがこの学校給食法の、昔からも含めた趣旨として必要な制度でないかなと。それに合わせることが今、行政としては最大の努力目標でないかというふうに私は考えているんです。  ですから、そういう点で、今さっき給食法でなかったらだめだとか、スクールランチはだめだとか、そういう議論でないんですけれども、その立場でもやったらいいのと違うかと。そういうふうにいいますと、具体的には稲枝でやっている部分はさらに頑張って残してもらって、これからの皆さんの希望もありますから、それはそれでまたいろいろ聞いていって取り組むということはあるかもわからないけれど、行政からこの間おっしゃったように、最初答弁されたように、「弁当を持参できない場合の生徒の対応としてスクールランチ事業実施しているものでございますので、趣旨に沿って実施できているものと評価しております」、つまりそういう意味では、その趣旨で評価しているとおっしゃるけれども、私が今言っているのは、そういう点ではもしそれが評価できるのなら、全員が親の弁当選択してもそういうことで可能な努力をするべきだ、さっきも言いましたけども、稲枝中学校の場合なら現にやっているんだし、その後に質問がありましたけれども、稲枝地域の3,300の皆さんが残してほしいという要望を出しているということまで、踏みにじってという言葉は正しくないかもしれませんが、それは入れずに行政の方針だけでこれをやるんだということでは、私はちょっと行き過ぎと違うかなという発想を持っているんです。ですから、そういう点で今後も議論はしていくつもりはしておりますけれども、今回はそういう意味で、この間の本会議で若干気になった部分であえて質問しましたので、ご見解あればよろしくお願いします。  以上です。 36 ◯委員長矢吹安子さん)   教育長。 37 ◯教育長(矢田 徹君)   今回お答えさせていただきましたのは、前に申しました、15年9月の定例会で市長がお答えいたしました、それに基づいてお答えを申し上げたわけで、まず第1点目の「学校給食法に基づいた給食をやらないのか」という市長のお答えには、発達段階の身体面もさることながら、精神面の中学校期の発達の特性というものを十分配慮しなきゃならないということも申されていますし、それから親子のきずなというのは何回も申されていますので、これは当然繰り返しませんけど、またこの親子のきずなが弁当だけでできるということではなしに、一つの手法としてというようなことも申されています。なお、3,300余りの署名の意味も十分承知しているということで、「そうした中で、皆さん方の負託に応えて今実施している私としましては、どちらがどうするのかということについては厳正な判断を求められているわけでありますけれども、しかしながら、やはり全市の中学についての問題もあわせて考えなければいけない」、ここのところですね、この部分を私なりに解釈させていただいて、全市の中学校で平等に切り替えていくと、このように申し上げた。これは市長の方針でございますので。  以上でございます。 38 ◯委員長矢吹安子さん)   成宮委員。 39 ◯委員成宮祐二君)   もう質問ではありませんが、我々議員は、市長にということでどの問題も質問させていただいておりますけども、ご答弁いただく方が市長でなかってもそれは市長の答弁やと思っています。ですから、一応担当部長なり担当教育長がご答弁いただいたので、それは市長の答弁だと思っておりますし、今までの市長の答弁なりの経過を踏まえてもらうことは、あえて言うなら、当局の内輪の話でございまして、やっぱり現在の担当部なり教育長の見解をすかっとしてもらう方が、この答弁書にもそういうニュアンスは見えますので、あえて言われたのであえて言いますが、これは助役もおられますので、我々質問している立場はそうやということだけ覚えておいてください。すいません。  以上です。 40 ◯委員長矢吹安子さん)   ほかにありませんか。  徳永委員。 41 ◯委員(徳永ひで子さん)   今、スクールランチが出ましたので、スクールランチに関してお伺いしたいんですけれども、すいません、スクールランチばっかりで。この間、中学校のお母さんから、学校給食にしてもらうわけにいかないかと言われたんです。「だって、スクールランチが始まったじゃないの」と言ったら、スクールランチはとても頼みづらい、とにかく学校で愛情弁当が前提だということを前もって懇々と言われた上で、どうしてもお弁当をつくれない人はスクールランチでというような説明をされると、それこそ自分は愛情弁当をつくれないのでスクールランチを頼んだのかという、そういう思いでスクールランチを頼まないといけないんやったら、せいぜい月に1回ぐらいしか頼めないとおっしゃるんです。  そういう方はたくさんいるので、それで2%という学校がありましたので、きのう聞かせていただいて、なるほどそういう数字に出ているなと思います。こういう時代でもありますので、愛情弁当の押しつけではなくて、お母さんたちが栄養面でもすごくスクールランチを考えてくださっているのを聞かせていただきましたし、私たちも試食させていただいて本当においしいなと。それで、食べた中学生もおいしいとおっしゃっている。また、あんまり愛情弁当を前提にしてしまうと、食べている子どもさん、スクールランチを食べている子どもさんがどういう思いで食べるのかなというふうに思うので、もっと自由にスクールランチを利用できるようにお願いしたい。  市長は、15年3月の村岸議員の答弁に、「実施方法としましては、全生徒を対象とするものであり、対象者を限定することは考えておりませんので」というふうにおっしゃっているんですけど、愛情弁当を前提にするというふうにつけてくださっているので、なかなかお母さんたちがその辺ですごくちゅうちょされている。頼みたいのは頼みたいんだけど、頼めないという、そういう状況を聞かせていただいていますので、その方向でお願いできないでしょうか。 42 ◯委員長矢吹安子さん)   保健体育課長。 43 ◯保健体育課長(田口三樹雄君)   徳永委員さんのご質問ですが、スクールランチ説明会をさせていただいている中で、最初に市長の方から「愛情弁当」という表現をされて始まっているところもございますが、説明会の文書にしましても、持ってこられない場合があるということで表現させていただいておりますし、対象は全生徒さんでございますというふうにきちっとうたわせていただいておりますので、保健体育課の方の説明としては、できるだけ利用していただけるような説明をさせていただいたつもりではおるんですが。  以上でございます。 44 ◯委員長矢吹安子さん)   徳永委員。 45 ◯委員(徳永ひで子さん)   確かに全生徒を対象にというふうに文書には書かれているというふうに見せていただいたんですけど、やっぱりその現場に行って、それぞれ校長先生か、スクールランチ説明の段階では、愛情弁当ってまずそこから始まるというふうに聞かせていただいています。ですから、文書とはちょっとまた、それぞれの学校で違うのかもしれませんけれども、必ずその前置きがあるというふうに聞かせていただいています。だから、それこそそういう低い利用率で出てきているんだと思う。本当にそういうのをとったら、ものすごく頼みたいというお母さんはたくさん聞いていますので、その辺実情を、学校の方でどういう説明をされているのか1回聞いていただいて、できたらそういうのを全部とって、自由に頼んでくださいというふうに対処していただけたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。 46 ◯委員長矢吹安子さん)   保健体育課長。 47 ◯保健体育課長(田口三樹雄君)   今ご指摘のございました、学校現場の声ということでございますので、この1学期が終わりましたら、スクールランチの運営委員会を開きますので、6中学校の校長先生方にもお集まりいただいて会議を開くわけでございますので、そこでもう一度確認をしながら進めてまいりたいと思います。 48 ◯委員長矢吹安子さん)   ほかにありますか。  北村委員。 49 ◯委員(北村 收君)   1点質問させていただきますが、以前私が指摘をさせていただきました産廃の不法投棄の件ですが、これは古沢町の住友セメント工場跡地の横の件ですが、以前指摘をさせていただいた後、市当局の方から県の方にもいろいろ働きかけていただきまして、県の方も分別でほかに移すということで、ダンプで何十台ですか、ご協力をいただいて、これから全部そういう完全撤去をやっていただけるのかなと思っておったら、中途で完全にとまっているような状態、放棄されているような状態ですが、その後、市としては、県に対してどのような連携、また対策をされておられるのか、県の方の意向等わかっていれば、ちょっとお答えいただきたいと思います。 50 ◯委員長矢吹安子さん)   生活環境課長。 51 ◯生活環境課長(成宮 誠君)   ただいまの古沢町の産業廃棄物の不法投棄の件でございますけれども、以前にもちょっとお答えしておりますように、原因者のわかったものについては県の方と警察とが協力し、それでその原因者といいますか、もとの排出者、原因者であります投棄者の方は、資金的にもその事業そのものを実施するだけの能力もないということで、そのもとになります排出者で判明しております分については、分別して搬出をした分が10トンダンプで約50台分あります。その後も鋭意警察等と協力をしながら排出者の捜索をやっていただいております。現時点までそれ以後の排出者の判明というものがされていないということから、現在とまっておりますけれども、今後も鋭意捜査していただいて、それが搬出できるようにということで県の方にもお願いをしておりますし、今後もまた改めて強力にお願いしていきたいというふうに考えております。 52 ◯委員長矢吹安子さん)   北村委員。 53 ◯委員(北村 收君)   ありがとうございます。住友セメントの跡地もこれから開発されるわけですので、東口の区画整理事業とあわせて、あの一帯が非常にすばらしいまちになろうかと思います。そういった中で、ああいう大量の産廃がそういう形で中途半端にとまっているようでは、今後のまちづくりにつきましても、非常に醜い景観のままで終わってしまうと思います。県ならびに警察とやはり連携をしていただいて、できるだけ早期に撤去をやっていただけるようにご努力、これは要望でございますが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 54 ◯委員長矢吹安子さん)   ほかにございませんか。  佐野委員。 55 ◯委員(佐野正博君)   不登校児童の相談といいますか、指導についてちょっとお伺いいたします。  人権にかかわることですが、教室へ入りづらい、別室へ入る、あるいは保健室へ行く子もあると思いますが、その場合に、子どもたちがどういうふうにお互いに呼んでいるか知りませんが、「何々ちゃん、きょうは学校へ来てはるけれど、よその部屋へ入りはった」とか何かそういうようなことを言うときに、さりげないことだと思うんですけども、親御さんにとりましては大変悩みを持っておられるわけでございますから、そういう生徒への指導上の配慮、人権上の配慮はどのようにされているか。  と申しますのは、体験から申しまして、高校生にもそういう子がおりました。普通の部屋に入れない、保健室へ入ると。そうすると、保健室へ入りますと、授業中でも、あるいは休み時間にも来まして、「あんた、こんなところにいるの」とか、あるいは「何で?」とか言いますので、その後、改善など相談しまして、つい立てを立てるとか、別室をつくってもらうとか、そういうふうにしたこともございますので、小学生あたりはどのようになされているかということでございます。  もう1点、よろしいですか。図書館についてお尋ねしたいと思います。  今、動く図書館というんですか、「たちばな号」というんですか、鈴を鳴らして来ますので、あっ、図書館が来たなと思って、昔、私もよく利用させていただきました。それこそ本がないと眠れないほどのことがありまして、じゃ、借りたら読むかというと、積んどくだけということもありましたんですが、その場合に、あるときある用事がありまして、法律関係のわかりやすい庶民向けの本、例えば遺産相続の仕方とかあります。それで、わかりやすそうだなということで借りようとしたんですが、後ろの日付を見ますと、今は平成16年ですか、かなり古いというのがありまして、余りそういう古いのは改訂もされているんじゃないかと思いますので、そのような選定といいますか、どのようになさっておられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。  以上でございます。 56 ◯委員長矢吹安子さん)   学校教育課長。 57 ◯学校教育課長木村輝男君)   不登校生といいますか、学校に来づらい、あるいは教室に入りづらい子どもたち別室登校をする、あるいは保健室へ行って、ほかの子どもたちと同じように学習を受けにくいという子どもたち、心因性が原因で学校に来づらい、あるいは教室に入りづらい、また反社会的といいますか、学校へは来ますけども、なかなか学習についていけずにぶらぶらしている、あるいは別室で学習をするといったさまざまなケースがございますけれども、佐野委員さんが申されているのは、どっちかというと、心因性の子どもさんかなというようなことを思いますが、そういった場合ですと、担任なり、あるいは保健の先生あるいは教育相談の先生方がほかの子どもたちに現にどういうふうな言い方をして、別室で登校する子どもたちが教室に入れずにほかの教室で学習をするとかいうことで、心の病気である、ほかの子どもさんも同じように、例えばけがをしたときに病院へ行ったりするといったように説明するのと同じように、ほかの子どもたちにも「教室に入りたいんだけれども、なかなか入れなくて、こういうところで勉強しているんだ」と。また、給食の時間なんかは一緒に食べたり、あるいは遊ぶときには一緒に遊んだりというようなことで、その子どもさんも十分に配慮しながら、あるいはほかの子どもさんにも、その教室に入りづらい子どもさんの思いを十分に伝えながら指導をしていくというのがいいのではないかなというふうに思っております。いろんなケースがありまして、この時間だったら入れる、ほかの子どもさんと同じように教室で習えると。この時間は入りづらいというようなこともありますし、心因性の子どもさんで昼夜逆転している子どもさんは、なかなか朝起きづらくて、昼ごろ出てきて、教室に入りづらいという部分もございますので、そういったことで、その子どもさんの症状を見極めながら、担任はほかの子どもへの指導もしていかなければならないというふうに思っております。  以上でございます。 58 ◯委員長矢吹安子さん)   図書館長。 59 ◯図書館長(大橋昭雄君)   「たちばな号」の本の選定ということでございますが、現在、「たちばな号」は約3,000冊を積載しまして、市内52カ所、16日間、16回にわたりまして巡回させてもらっております。法律関係の本をお借りになりまして、古かったというようなご指摘でございます。特に1人職員をいつも張りつけさせていただきまして、特に小説などの利用が多いものですから、常に新しいものに替えさせていただいているわけでございますが、今ほどご指摘いただいたということでございますので、早速帰りまして、また新しい選定の方をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 60 ◯委員長矢吹安子さん)   よろしいですか。  ほかにありませんか。  赤井委員。 61 ◯委員(赤井康彦君)   3点ほど質問をさせていただきたいと思います。  まず1点目は、市民活動センターについて、きのう助役からも評価というか、お話がございましたけれども、徐々に人が増えているというようなことをお聞かせいただきました。市民活動センターの利用者、団体が増えているということは大変喜ばしいことかと思いますが、そのセンターの中でございますけれども、自主運営というものができている状況なかのどうか、まずそれを把握されているのかお聞かせ願いたいというふうに思います。  あと、次に、金亀球場の横にございます多目的広場、よくサッカーをする場所として使用されているかと思いますけれども、ここからサッカーのボールがよく球場に入ってくるというようなことをお聞きします。私も草野球をよくやっていますので、そういったことを目にすることがあるんですけれども、ネットを高くするなどの必要があるのではないかなと思いますので、ご見解をお示しいただきたいというふうに思います。  あと、もう1点、図書館の駐車場なんですが、こちらも何人かの議員さんがご指摘いただいていると思いますが、白線が全然引かれていない状況でございます。これは施設の白線かということで多分ご指摘いただいていたかと思いますが、土曜日・日曜日になると、1台が違うところへとめると、雑然としてごちゃごちゃのような状態になっているのをよく目にします。事故にもつながりかねない状況になると思いますので、早急な白線の整備が必要ではないかなというふうに思いますが、ご見解をお示しいただきたいと思います。  以上です。 62 ◯委員長矢吹安子さん)   住民自治課長。
    63 ◯住民自治課長(馬渕喜比古君)   ただいまの市民活動センターの運営の状況ということでございます。これにつきましては、金亀町にございますヴォーリズ設計の旧滋賀大学外国人宿舎、ここを活動拠点としていただいております。現在、活動団体20団体で運営協議会を設置されておられまして、それで毎月1回この運営協議会をされておられます。今度7月8日に運営協議会をされますので、住民自治課の方としても、私もちょっと出席して、もう少し内容についていろいろと勉強していきたいと思っていますので、一度4月に寄せていただいたときでも、かなり集まっていただいて、いろいろと活動しておられました。その点、運営協議会に出席させていただいて、いろんな問題もあろうかと思いますけども、行政の方で支援できることは今後考えてまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。  以上です。 64 ◯委員長矢吹安子さん)   保健体育課長。 65 ◯保健体育課長(田口三樹雄君)   多目的広場のサッカーの件でございますが、球場と多目的広場の間にかなり高いフェンス、サッカーにも対応できるぐらいの高さにはなっていると思うんですけれども、実態の方を十分把握できていませんので、公園事務所の方に1回問い合わせて確認をとりたいと思います。  それから、図書館の駐車場の白線でございますが、前々からご指摘をいただいておるんですが、あの近辺についていろいろ構想もございました関係で先送りというか、一体整備をしていこうというような話もございましたので、送っておったんでございますが、現在財政的なこともございますので、十分検討をしてまいりたいというふうに思っております。ただ、図書館の駐車場でございますが、金亀公園も兼ねて、それ以外の車、魚釣りをされているとか、そういうような車両もかなり入っております。薄くはなっておるんですが、並べられないことは今のところないかなというふうにも思っているんですが、先日も駐車場の溝につきましては、外れやすいのでということで、ボルトでとめるような作業も一応はしておるんですが、財政的なこともございまして、もうちょっと検討したいと思います。 66 ◯委員長矢吹安子さん)   赤井委員。 67 ◯委員(赤井康彦君)   図書館の駐車場につきましては、財政的な問題とかではなく、事故につながりかねないということも懸念させていただいております。そういった意味においても、早急にご検討というか、整備を進められた方がいいのではないかなというふうに思いますので、要望とさせていただきたいというふうに思います。  あと、市民活動センターですけれども、運営協議会というものは、実際毎月やられていて、活発にされておられます。金銭面とか、そういった財政的なもので運営できるかどうかというものも、またこの次参加されるということでございますので、また把握されていっていただいた方がいいのかなというふうに思います。  以上です。 68 ◯委員長矢吹安子さん)   要望ですよね。    (「はい、要望です」と呼ぶ者あり) 69 ◯委員長矢吹安子さん)   ありがとうございます。ほかに。  岩崎委員。 70 ◯委員岩崎国次君)   学校児童生徒の下校時の安全指導についてお尋ねするというか、お願いするというものなんですが、実は私、地域で青少年育成協議会の担当をしておりますので、教育委員会から、特に下校時の不審者の出没についてファックスをいただいております。手間の要ることをやってもらって非常に恐縮なんですが、学校によりましては、担当の先生が下校時一緒に帰っておられると、そういうところもあるように聞いていますし、非常にご苦労をかけているなと頭の下がる思いがするんですが、ずっと私が見ていますと、ああいう不審者の出没する地域が大体特定されているような気がするんです。しかも不審者が1人もつかまっていないというか、そういう点からすると、何や歯がゆい思いがするんですが、そこでちょっと提案も兼ねて質問するんですが、子どもが持っている防犯ベルですね、あれは非常に性能のいいのが最近は出てきたと小学校の先生は言っておられるんですが、1つじゃなくて2、3つああいうのを持たせて、特にそういう場所にはね。案外ああいうことを不審者の心理としては、経験はありませんけれども、小心者が多いんです、大体は彼らは。そういうことで、やっぱり脅すというか、脅かすというか、そういうことが、初歩的なものですけどね、案外効果はあるんじゃないかと思いまして、そういう下校時の安全対策というようなことについて、特にこれから夏場に向けて、そういう季節になりますので、学校の先生はほかもお忙しいけれども、ついてもらうのが一番安全なんだとは思いますけれども、そういう点でひとつどういうような対策を考えてもらえたらいいかなと、そういうことを思っています。  手前みそで失礼ですが、実は私は非常に学区が広いし、外れの生徒が1人で帰っていくというようなのが多いわけですね。先ほど申しました、先生に送ってもらえるというのを聞いておるんですが、例えば自治会等で買い物に行くとか、あるいは田んぼや畑へ見回りに行くのでも、できるだけ放課後の時間にそのあたりに行ってほしいと、地元でそういうような、いわゆる雰囲気をつくっていくというか、そういうことをお願いしている場合もあるんですが、地域でも、あるいは青少年育成協議会としても、できるだけのことをそれぞれやる手配はどこともとっていると思います。そこで、学校の先生ももう一押し何か努力するなり、新しい方法を考えてもらえばいいかなと、そういうようなことを思っていますので、ちょっとご参考にしてもらえるということと、もしそういうことについて、対策、対応についてできそうなことがあれば、お考えのことがあれば教えていただきたい。  以上です。 71 ◯委員長矢吹安子さん)   学校教育課長。 72 ◯学校教育課長木村輝男君)   岩崎委員さんのご提案もございますけれども、本会議の方で教育長の方が何点かご答弁申し上げましたけれども、下校時の安全指導といいますか、6月を全国的に強調月間というふうに指定して、いろんな取り組みをやっております。大阪の池田の件以来、そういうようなことで3年目を迎えております。学校内では、例えば不審者対応の訓練を、「教室に入ってきたらどうするの」とかいうことでマニュアルを設定しながらやります。  登下校、とりわけ下校時の子どもたちの安全指導につきましては、今おっしゃいました防犯ベルも1つの方策でございますし、あるいは複数の子どもたちで下校をするということも1つですし、先生が最寄りのところまでついていくというのも方法ですし、あるいは先般も調査をいたしたんですが、地域の方々が自分たちの小学生の校区をボランティアで巡回をされているというのを調査いたしました。その結果、昨年度は幼・小・中で17校園で、PTAも含めまして、自分たちの子どもが帰るまでの下校経路を下校時間に合わせて回っていただいているという、献身的にやっていただいているPの取り組みもございます。本年度は今のところ17校よりはちょっと少ないんですけれども、今後また増えていくだろうなというふうなことで予測はしております。さらには、先般も市の老人会の方にお願いしまして、低学年の子どもたちが自分の在所に帰ってくるときの時間帯をお知らせしまして、あいさつ運動ではないんですけれども、玄関先に出ていただいて、子どもたちを見届けていただくというふうな取り組みもさせていただいているところでございます。  以上でございます。 73 ◯委員長矢吹安子さん)   ありがとうございます。ほかに。  北村委員。 74 ◯委員(北村 收君)   自治会あての文書配布の件でちょっとお尋ねしたいんですが、このごろ全市内的に自治会長さんの名簿等、またいろいろお聞きしますと、高齢の自治会長さん、また女性の方がかなり増えておられるのも事実でございます。ところが、最近、文書配布の文書の量が非常に多くなりまして、その割に文書を入れる缶缶ですね、これが本当に配達してくる宅配業者は無理やり押し込んでいくと。ある自治会長さんから、「我々は年寄りでこんな重たい缶缶から抜け切れん」と苦情が随分、私も連合会の方をやっていますので、いろいろ、うちの学区だけじゃなしに、ほかの学区の自治会長さんからも聞くわけですね。こんなもの押し込んで、どうやってこれを抜くんやと。力のない者があの袋を引っ張り上げるといったら大変やと。これやったら外へ出しておいてほしいということも聞くんです。あの缶缶は相当20年か30年前につくられたと思いますが、あの当時と比べて今は文書の量が非常に多い。やっぱり入れる缶缶をもう少し考え直してもらう時期ではないかなと思いますし、やはり高齢の方、女性の方の自治会長さんが増えてきていますので、もっと出しやすいことも考えていただきたいなと思うんです。そういうことが予算的に無理であれば、やはり防水の袋をきちっとしたので、きょうはこれだけの大量の配布物がある場合は、無理して宅配業者が押し込んでいっているというのは事実です。そういうことをやらさないで、逆に缶缶の横に置いてやるそういう親切心も必要やと思います。できれば、あの缶缶も何十年とたっていますので、ここらで、あの縦長より横にちょっと出しやすいとか、やはりそういう配慮も必要ではないかなと思うんですが、この点どうですか、ちょっとお答えいただきたい。 75 ◯委員長矢吹安子さん)   住民自治課長。 76 ◯住民自治課長(馬渕喜比古君)   ただいまの北村委員のご質問にお答えしたいと思います。確かに自治会の担い手の高齢化とこの負担の増大、これは幾つかの地域からも聞いているわけですけれども、年配の自治会長さんとか役員さんも多い。また一方、新興住宅の方では、女性の参画も進んでいるというようなこともございます。市からの広報文書の配布等いろいろとお願いすることが多いわけですけれども、確かに今おっしゃいました文書の配布等もかなり多くなってきております。私どもとしましても、自治会の方でお願いする文書等の配布物をできるだけ少なくして、また少しでも負担を軽くさせていただくために、文書発送の担当課とか、私どもの住民自治課等でチェックはさせていただいているんですけれども、いろいろ諸事情がありまして、かなり多くなっております。そういうようなことから、先ほどご提案がありましたように、入れる箱ですね、それが小さいというようなこともありますし、そこら辺どうしたらいいのか、また文書発送担当課と一度話をしてみたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 77 ◯委員長矢吹安子さん)   ほかにありますか。  徳永委員。 78 ◯委員(徳永ひで子さん)   佐世保の事件がありましたけれども、小学校の高学年と中学校の女子生徒の人間関係に対する悩みを抱えている子どもが今すごく多いんだそうです。トラブルですね、それですごく悩んでいて、スクールカウンセラーに相談に来る人数がすごく多いというふうに聞いたんですけれども、彦根市におきましては、スクールカウンセラーは何人いらっしゃるのか。それと、そういうことが、彦根市でもそういう傾向であるのかどうかということをお聞きさせていただきたいんですけど、よろしくお願いします。 79 ◯委員長矢吹安子さん)   学校教育課長。 80 ◯学校教育課長木村輝男君)   佐世保の事件で、スクールカウンセラーというお話ですけども、本市の場合、スクールカウンセラーそのものを、訪問教育相談員という形で、彦根市教育研究所の方から7名の相談員を各小中学校に随時派遣をしまして、子どもの悩み、さらにはお母さんの悩み、教職員の悩み等々を受けながら話を聞いておると。中学校の場合には、3校にスクールカウンセラーを配置しまして、今、7名の上に県からのスクールカウンセラーを配置しまして、東中学校、中央中学校南中学校派遣をしながら、子どもたちの悩み等を聞いておるというところでございます。  悩みの数が多いという話ですけども、詳しくはつかんでいないんですが、子どもたちが今回の事件のようにインターネットのチャットを使っての文字の情報を交換しながら、人を傷つけてしまって殺傷したという事件がございますけれども、学校としましては、ある一定時間をとりまして、教育相談週間というものをつくりまして、子どもたちが積極的に担任の先生に相談を投げかけられるような時間というのを設定して、打ち解けて担任の先生とお話をするという機会を設けております。また、保護者の方々も担任の先生に気軽にしゃべれるような雰囲気をつくりながら対応しているのが実情でございます。  以上でございます。 81 ◯委員長矢吹安子さん)   徳永委員。 82 ◯委員(徳永ひで子さん)   この小学校派遣している7名の方は、スクールカウンセラーではないということですので、その資格ですね、スクールカウンセラーの方はその資格が要りますけれども、この7名の方はそういう資格というのはないんですよね。 83 ◯委員長矢吹安子さん)   学校教育課長。 84 ◯学校教育課長木村輝男君)   ご指摘のように、臨床心理士の資格を実は持ち合わせてはおりません。なかなか臨床心理士そのものの資格が県内でも充足しづらい状況にありまして、県下でも中学校3校に派遣するのが今のところ精いっぱいだというようなことで、ただ、そういう訪問相談員につきましては、毎月定例の集約会議を持って、スーパーバイザーによって指導の仕方等々はお聞きしていますので、研修も兼ねておるということでございます。 85 ◯委員長矢吹安子さん)   徳永委員。 86 ◯委員(徳永ひで子さん)   ありがとうございます。佐世保の児童もきっと相談をしていたら、もしかしたら防げたんじゃないかなという思いもあるんですけれども、ぜひそういう相談がしやすい環境というか、そういうのをどんどんつくっていただいて、今、本当にスクールカウンセラーに列ができるほどの学校もあるんだそうです。そうすると、やっぱり聞いてもらえるという、アドバイスをしてもらえるというだけでも、すごく晴々とした気持ちで帰っていかれるというふうに聞いていますので、これは要望で結構ですので、そういう環境をつくっていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 87 ◯委員長矢吹安子さん)   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) 88 ◯委員長矢吹安子さん)   以上で生活文教常任委員会を閉じます。  ありがとうございました。                               午前10時41分散会 Copyright © Hikone City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...